ウォータージェットの特徴

材料の種類と厚さ

  • 以下のような広範囲の材料、形状、板厚に対応可能:
    • 金属 – 4340 合金、10 ゲージのスチール、アルミ、チタン、青銅、ハニカム構造アルミ
    • 非金属 (アブレシブ) – アセタール、ゴム、プラスチック、タイル、石、ファイバーグラスラミネート
    • 非金属 (水のみ) – ウレタンフォーム、シリコン、食品、PTFE
  • どのような厚さでも可、ただし 12 インチ以下が普通

切断品質

  • 許容値 ±0.005 インチ範囲、エッジテーパーは 1 度未満の卓越した切断品質*
  • 切断熱影響範囲なし
  • 切断速度 (速度が遅いほど端面が滑らか) と研磨剤で切断端の滑らかさと品質を管理

生産性

  • 薄い材料の切断では、ガス溶断、プラズマ、レーザーより時間がかかる
  • アルミの切断では少し速くなるが、それでも遅い
  • 非金属材料では高速切断が可能

ランニングコスト

  • ガス溶断、プラズマ、レーザーよりコスト高
  • 研磨材が必要な場合はコストが追加される
  • 修理点検やメンテナンスの必要性が一番高い

資本設備のコスト

  • 中から高 – ウォータージェット切断システムは、ジェットを正確に配置するのにかなり高度な動作制御が必要
  • 5 x 10 CNC:$100,000~$150,000

ポータブル性

  • なし

結論

薄い材料を切断するには、時間も費用も割高となるウォータージェット切断システムですが、非金属材料の切断、非常に正確な切断、熱影響範囲の排除、などが必要な場合には卓越した切断手段です。

 

* 許容値は材料の種類と厚さ、部品の形状、全体的なデザイン、切断システムの品質に左右されます。ここに記載されている許容値は、優れた動作機能を持つ良質の切断機の使用を前提として一般に容認されている値です。まったく同じ切断コンポーネントを装備しても、異なる切断機では異なる結果が生じます。