機械切断工具は物理的あるいは研磨的な力を使い、望ましい効果を通常は手動で得るものです。この例には弓のこ、シャーリング、チゼル、サンダーなどが挙げられます。これらの工具の大きさは、簡単に持ち運べる小さなものから切断処理量が大きい大型工具まで様々です。
弓のこ – 金属切断用の細かい刃の目ののこぎり。切断能力は以下の 2 つに左右されます。それは、刃の材質と 1 インチについての歯の数です。1 インチ内の歯の数が多いほど (例、32 本) 薄い材料を切断するのに適した細かい歯になり、歯の数が少なくなると (例、16 本) パイプのような厚い材料を切るのに適した粗い歯になります。
切断する金属板厚に加え、切断する金属の種類も考慮する必要があります。一般的な規則は、硬い金属は歯の細かい刃を、より柔らかく可鍛性のある軟鋼には粗い歯の刃を使用します。
往復刃のある電動のこぎり – 押したり引いたりする動作で切断する細長いのこぎり。よく知られたブランド名「Sawzalls」で呼ばれる電動のこぎりで、コード付き、コードレス、電動ドリルのようなエアパワーのバージョンがあります。コードレス電動のこぎりは携帯性が高くなりますが、パワーが落ちるのと、電池の分だけ重量が増すことになります。
丸のこ – その名が示すように円形の刃ののこぎりです。特殊金属切断刃を搭載している場合、この丸のこは 25 mm の厚さまでの金属をかなりの速度と優れた切断面の品質で切断することができます。
ハサミ – 金切り鋏とも呼ばれることがあり、ハンドルが長く刃が短いタイプ、ばねのついたもの、オフセットハンドル、曲線を描く刃など、形状も様々です。電動式とエアパワーがあります。金切り鋏は携帯性に非常に優れていますが、16 ゲージのアルミやスチール (1.709 mm) 以下の薄くて柔らかい金属しか切断できません。
チゼル – 先端が斜縁になっている真っすぐで細い刃で、木材、石、シートメタルなどを削る工具。エアパワーのチゼルもあり、手動より多少パワーがあります。ただし、チゼルは削り目が粗いので他の方法が使用できないときの最後の手段として金属の切断に使用されることが普通です。
サンダー – コード付き、コードレス、エアパワーの工具で、円形の平らな刃で金属を含む切断材料を研磨します。切断に使用する場合は厚い研磨刃またはホイールを取り外して、カットオフホイールと呼ばれる薄い刃を代わりに取り付けます。
手動工具には多くの用途があります。これらは非常に携帯性に優れていて、小型で、電源内蔵タイプも多くあります。難点は、これらの工具は切断に時間がかかり、仕上がりが雑であることがほとんどであることです。そのため、この機械切断工具の使用は、ごく稀にごく少量の切断を行うときのみに限るのが賢明です。