切断オペレーションへの投資に対するケースの構築

ニーズと改善機会を評価したら、新しいソフトウェアやハードウェアへの投資が必要か、それだけの資金を投下することに価値があるかどうかを検討します。コスト節約と生産能力向上の結果、どれだけの収益増加が得られるかが、投資に対する見返りとなります。

生産能力の増加は以下を意味します。

  • より優れたスループット (シフトごとの部品数増加)
  • 今まで外注していた仕事の社内処理が可能
  • 今まで不可能だった作業が実施可能
  • 上記のすべて

皆さんのお客様は、仕上げられた部品に対して支払うわけですから、切断機を越えた状況を見るようにします。ビジネスケースは実際の切断オペレーションの前に行う作業、あるいは以後に行う作業の改善によって構築されることがあります。

切断オペレーションへの投資について、社内でビジネスケースを構築する場合は、購入グループのメンバーの多くはそれぞれ異なる利点に関心を持っていることが考えられるため、現在の製造環境の各ステージをアップデートすることによる潜在的なコストや利点、オプションを理解し、それに言及するようにします。

  • 工場長は生産性を重視
  • 経理部長は全体的な収益向上を重視
  • 安全担当のエンジニアは怪我の削減を重視
  • オペレーターはより良い部品を今より多く製造できることを重視
  • 人事部長はトレーニングコストの削減と従業員の定着度を重視

切断ソフトウェアとハードウェアへの投資は、意思決定チームの多数のメンバーを満足させる利点を提供できます。

資本投資に対しては、分割払いの魅力的な条件や減価償却などがビジネスケースをさらに堅固に構築できる要因となりえます。