鋼管およびパイプライン

鋼管やパイプラインに関しては、Hypertherm システムは製造工場と現場の両方で使用されています。

 

概要

大型のマシンプラズマシステムは、工場内で鋼管を所定の長さに切断したり、穴や切り欠きを加えるために使用されます。現場では、パイプラインの作業者が Powermax® エアプラズマを使って、鋼管の切断、修理のため、溶接部のガウジング、はめ込みをしっかりさせるための開先加工などを行っています。Hypertherm エアプラズマシステムはハンドトーチ、または自動と手動両方の鋼管切断工具や開先切断に取り付けるマシンエアプラズマトーチと併用できます。自動システムでは、の ProNest® ソフトウェアが大きな鋼管のセクションのレイアウトを簡易化し、切断数や推移を自動的に計算します。

プラズマは、ガス溶断、炭素アーク、研磨などの他の鋼管切断方法よりも優れたメリットがあります。可燃性のガスボンベが不要なので安全です。作業者に怪我をさせる恐れがある破片や切りくずが飛ぶ心配もありません。さらに、プラズマは他の方法よりも制御がきき、正確な作業ができ、予熱が不要なので時間も短縮できます。

一般的な使用方法には以下のものがあります。

  • 鋼管の製造

  • 鋼管のセクションの溶接がしっかり接続できるように溶接を準備するための開先加工

  • 解体や溶接し直しの前の溶接結合部分のガウジング

  • 鋼管のはめ込み

  • パイプラインの修理

 


鋼管およびパイプラインのソリューションの詳細

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開先切断

開先切断は、材料端面を垂直ではなく、角度をつけて部品を切断します。通常は、溶接用のプレートやパイプの準備に使用されます。開先はさまざまな角度や設定で切断できるため、端面のプロファイルはさまざまです。

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ガウジング

プラズマアークを使用して金属を取り除くプラズマガウジングは、プラズマ切断に似ています。トーチとワークピース間に発生するプラズマアークが金属を溶かし、溶融された金属がガスジェットで除去されます。

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より長いリーチが必要な切断

Hypertherm の HyAccess® は、リーチを延長する消耗部品であり、届きにくい場所や狭い場所でのプラズマ切断やガウジングに使用でき、Powermax エアプラズマシステム用に設計されています。

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汎用性を示すロボット切断画像

ロボット切断

ロボット切断システムは、お客様の極めて複雑なプロジェクトをサポートします。ロボットプログラミングと組み合わせることで、ロボットプラズマ切断は、切断速度、切断品質、および少量生産での生産性を高め、効率性を劇的に向上させ、何百時間もビジネス側に回せます。

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CAM プログラミング

CAM ソフトウェアは製造プロセスの促進に役立つものです。CAD/CAM ネスティングソフトウェアは一般に平板のマシン切断向けのプログラミングに使用され、加工業者や製造業者に、すべてのプロファイル切断ニーズに対する単一のソフトウェアソリューションを提供します。このコンビネーションソリューションは、CAD コンセプトから部品準備、ネスティング、数値コード出力まで、作業の完了に必要な機能性のすべてを備えています。

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CNC プログラミング

切断に関する専門知識に基づいて構築された Hypertherm のコンピュータ数値制御ソリューションは、わかりやすく使いやすい Phoenix® ソフトウェア搭載し、安定した製品性能を発揮するため、オペレーターは常に最適な切断を行えます。

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