形鋼の三次元切断システム
大東精機株式会社
ドリルとプラズマコーピングが一台の機械に組み込まれた形鋼を加工するのに理想的な三次元加工システム。
開先切断加工は溶接による部材接合前の重要な前工程で、完全・半自動化されたプラズマ切断、フライス加工、ガス切断、レーザ切断といった方法で開先切断加工をするのが一般的です。
ガス切断で熔断された部品はその熱によって大きく変形するため、熱歪の矯正、切断面/溶接接合面の手動での追加工、溶接部材間の隙間を埋めるフィラー処理といった手間と追加費用がかかる二次工程が必要となります。
手作業で開先切断を行うのには時間がかかり、その切断品質はオペレータの経験と技術に左右されます。
こういった手作業、追加工は生産に支障がでることのみならず、良好とは言えない環境(粉塵、騒音、振動が発生する環境)下で作業する必要があり人間工学上からも良いとは言えません。
現在一般的な手動もしくは溶接・切断用台車を使った切断方法をロボットを使って自動化された装置に置き換えることで、作業人員の削減、安定品質切断、安定生産といったことがが可能となり、次工程での溶接を自動化することも可能となります。
また、ロボットを使ったプラズマ開先切断はガス開先切断と比べ、加工効率が3倍以上高く、コストは全体で1/3~1/4になります。
弊社のX-Definition®とエアプラズマが搭載された高精度でかつ信頼性の高いロボット開先切断装置はより良い品質の切断が行えることのみならず、ユーザの皆様の生産効率改善にも寄与致します。これらは、市場ニーズが更に高まる環境下御社の競争力向上に寄与できるものと確信しております。