使用済み Hypertherm 製品の処分について
廃棄物の排除と削減は、使い終えた製品の最後に望ましいアプローチです。
Hypertherm パワーシステムの使用が終わった場合は、お使いのシステムに対して最も環境に配慮した廃棄方法をお選びください。Hypertherm は、長期耐用できる製品を開発しています。これは廃棄物を排除する最初のステップです。また、使用するコンポーネントを最小限に抑えて製品を軽量にしています。これらすべては、廃棄物になる前に材料自体を減らすことにつながります。
以下は Hypertherm 製品を、環境に良いものから順にリストしたものです。
削減
廃棄物を減らすことは、再使用やリサイクルよりも良いことです。お使いのシステムの廃棄が本当に必要であるか、あるいは以下を通じて寿命を延長できないかご確認ください。
- 修理やアップグレード – システム廃棄より費用が抑えられ、資源の負担が少なくなることもあります。トーチをアップグレードすることで必要な性能アップを図ったり、うまく機能しないコンポーネントを修理したり、ソフトウェアを更新して Hypertherm の自動テクノロジーを活用したりすることができます。
- 定期点検・メンテナンスはシステムを長持ちさせます。Hypertherm Cutting Institute を受講し、既存のシステムをより効率的に使用する方法を学ぶこともできます。
再利用
すべてを再利用
長い間にわたり最高の性能レベルと使い心地でお使いいただいた装置の行く末として、他の方に切断装置として再利用していただければ、これほどうれしいことはありません。 再販売しますか?無料で譲渡しますか?お客様には、すでにお役に立たなくなった装置でも、他の人には有益な物である場合があります。
部品の再利用
もう一つの選択肢は、まだ使えるコンポーネントを他の装置の修理用スペア部品として再利用することです。
リサイクル
最終的なオプションはお使いのシステムをスクラップにすることです。お使いのシステムはリサイクルできる部分が非常に多いため、処分に費用があまりかからず、リサイクルすれば無料あるいは収益が生じることもあります。システムをスクラップにする際は以下の手順に従うか、以下のビデオの説明に従ってください。
- プラグを抜き、電源を落として、コンデンサーが放電し終わるまで 10 分ほど待ちます。安全とコンプライアンスのマニュアルをお読みください。安全眼鏡と手袋を着用してください。カバーを取ります。
- プリント回路基板を外します。これらの基板は R2 または RIOS 認定 e-廃棄物リサイクル業者に送ります。こうした業者に送った場合、コンポーネントは 100% リサイクルされます。
- 郵便番号別に e-廃棄物リサイクル業者を検索 – すべての業者が認定済みではありませんが、e-廃棄物リサイクルを行っています。
CNC についてはユニット全体を R2 RIOS 認定 e-廃棄物リサイクル業者に送ります。スクリーンから CCFL ランプを取り外そうとしないでください。ただし、スクリーン全体は簡単に外せるので、プラグアンドプレイ用のモニターとして再利用できます。回路基板とチップは貴重なものなので、廃棄するために料金を払う必要はないはずです。普段利用しているスクラップ業者にシステムを送り、剪断される場合は、事前にスクリーンとリチウム電池を外しておいてください。
オプション 1スクラップ価値が高くなるようにシステムを解体します。特別な工具は不要です。時間を取る前に、地元の e-廃棄物リサイクル業者が個別の素材に分けたほうが多く支払ってくれるか、あるいはご自分の施設内にすでにアルミや銅の回収業者が入っているのかを確認します。 完全解体
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オプション 2これは一番簡単な方法です。プリント回路基板などの e-廃棄物を除くシステム全体を混合金属スクラップ用容器に入れます。出入りのスクラップ業者に、 システム内に純アルミのヒートシンク、変圧器上の大量の銅、コールドプレート (ラジエーター) 内の銅とアルミ合金、再使用可能なファン、モーター、ポンプ、レギュレーターなど、価値あるコンポーネントが含まれていることを説明します。 スクラップ業者との契約内容によりますが、システムにつき 1 ポンド当たり $0.10、または HPR® や MAXPRO では $70 前後、軽産業用や Powermax システムでは $5 ほど支払ってもらえるはずです。 |
分解段階のビデオ
MaxPro® と EDGE® Pro CNC のそれぞれの分解段階のビデオをスクロールしてご覧ください。ビデオをクリックするとビデオのタイトルが表示されます。