Robotmaster ロボットプログラミングソフトウェアのメジャーバージョンアップデートが利用可能に

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米国に本社を置く、工業用切断システムおよびソフトウェアの製造メーカーである Hypertherm は本日、Robotmaster バージョン 7.4 のリリースを発表しました。この新たにリリースされたオフラインロボットプログラミングソフトウェアのバージョンには、ロボットプログラミングをさらに簡素化するために設計された以下のような機能強化が含まれています。

  • リモートツールセンターポイント (RTCP) の大幅な機能強化により、エンドユーザーエクスペリエンスが向上し、ロボットセルの機能をフル活用できるようになります。
  • 研磨、研削、バリ取りなどの用途向けの追加戦略と高度なツールを使用したサーフェスパスが追加されました。サーフェスパスは、RTCP の機能強化またはロボット仕上げ用の従来の構成と完全に調和するように設計されています。
  • ジョブの保存、読み込み、計算時の処理時間が短縮されました。さらに、シミュレーション中のリアルタイムフィードバックが改善されたことで、パーツのプログラミング時間が短縮しました。
  • Robotmaster Interactive Simulation Environment (RISE) の機能強化により、ロボットと外部軸の動作をより適切に制御するためのツールとともに、より忠実な外部軸のシミュレーションを提供します。

「Robotmaster V7.4 によって、私たちは機能の追加および強化された機能を通じてお客様のニーズにお応えします。これらの機能は大きな前進をもたらすものだと確信しています」と Hypertherm のロボットソフトウェアチームのリーダー、Garen Cakmak は説明しています。「1 つの例として、RTCP の改善が挙げられます。これらにより、ユーザーはロボットセルへの投資からより大きな価値を実現できるようになります。」

2018 年に初めて登場し、再設計された V7アーキテクチャに基づいて構築された Robotmaster は、統合された CAD/CAM 機能を使用して、初めてのユーザーでも簡単かつ直感的にロボットプログラミングを行えるようにします。同ソフトウェアは、表面処理、3D フライス加工、積層造形、溶接、塗装などの作業向けにロボットをプログラミングするために、さまざまな業界で使用されています。

Hypertherm は、船舶、航空機、鉄道車両の加工、鉄骨建造物の建築、重機の製造などに世界中の企業が使用する工業用切断製品の設計および製造を行っています。切断システム、CNC、ソフトウェアを含む当社の製品は、お客様から高い信頼をお寄せいただいており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきました。1968年に設立され、ニューハンプシャー州に拠点を置く Hypertherm は、100% 社員持ち株制度で、世界各国の操業拠点や提携業務を含めて 1,800 人以上の社員が働いています。詳細は www.hypertherm.com をご覧ください。