Hypertherm は、新しい SilverPlus テクノロジーを 400 アンペアのプラズマ切断に導入。
米国に本社を置く、プラズマ、レーザー、ウォータージェット切断システムの製造メーカーである Hypertherm は、HyPerformance® HPR400XD® プラズマ切断システムに SilverPlus® 電極を導入します。
ラボのテストによって、SilverPlus 電極は、ほとんどの切断用途で使用されている標準の銅製電極よりも 50% 以上長持ちすることが示されています。標準の銅製電極で推奨されている 0.040 インチのピット深さで交換する代わりに、SilverPlus 電極は 0.080 インチのピット深さまで持続できるように設計されています。さらに、この電極はその寿命全体を通じて非常に安定した 4 ~5 の切断品質を発揮するので、切断品質や速度に影響を与えることなく運用コストを削減できます。
Hypertherm の SilverPlus 電極は、市販されている他の銀使用の電極とは製造方法が異なります。特許取得の処理方法で、電極を機械製造する前に銅のブランク部分に銀の先端を溶射することで、Hypertherm 電極が最長の寿命と一貫した性能を実現します。 軟鋼 (炭素鋼) の酸素プラズマ切断に使用された場合、SilverPlus 電極は銅製電極よりも深く焼き入れができるので、電極の寿命を伸ばします。さらに、銀の電極はノズルのオリフィスの大きさと形状を維持するので、ノズルの寿命も長くなります。
「当社の SilverPlus 電極は HyPerformance システムのオーナーやオペレーターに性能上の利点をお届けできることが実証されています。」と Hypertherm の消耗部品製品マネージャー、マーティン・ゲーハランは語ります。「同時に、電極の寿命が延びることはノズルの寿命が延びることにもつながり、消耗部品にかかるコストを削減する助けとなります。」
今日発表された新しい 400 アンペアの電極に加え、Hypertherm では、同様の性能を発揮する、130、200、260 アンペアの製品も提供しています。SilverPlus 電極の見本品をご希望の場合は、Hypertherm または認定販売代理店までご連絡ください。
Hypertherm は、造船業、製造業、自動車修理業など、様々な業界で使用される工業用切断製品の設計と製造を行っています。製品ラインには、切断システムのほか、CNC 動作と高さコントロール、CAM ネスティングソフトウェア、ロボティクスソフトウェアと消耗部品があります。性能と信頼性に優れた Hypertherm のシステムは、お客様から信頼を寄せていただいており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきました。ニューハンプシャー州に本社を置く当社の革新的な切断技術に対する評判は、Hypertherm がウォーターインジェクション式プラズマ切断装置を発明した 50 年前の1968 年から始まっています。常に「もっとも働きやすい会社」にランク付けされている Hypertherm は、100% 社員 持ち株制度となっており、世界各国で 1,400 人以上の社員が多くのビジネスパートナーとともに活躍しております。詳細は www.hypertherm.com をご覧ください。