Mitchell Mill が ProNest LT でリーンに
会社と事業内容
Mitchell Mill Systems は飼料や穀類、ペットフード、肥料などの生産機材を製造している、アグリビジネス分野のメーカーです。同社のチームは顧客のニーズに応え、さまざまな特殊装置の製造も行っています。
米国ミズーリ州の拠点に勤務するプロジェクトマネージャーの Jeff Johnson 氏は、マシンプラズマ切断機テーブルを含む同社の切断作業を監督しています。
抱えていた課題
昨年、Mitchell Mill は全社を挙げてリーン化プロジェクトに取り組んでいました。経営陣から作業の切断時間、材料、労働のリーン化を任された Johnson 氏はチームと話し合い、軽工業の切断作業向けに最近発売されたプログレードかつ低価格な Hypertherm の ProNest® LT ネスティングソフトウェアを試用してみることに決めました。
解決策
ProNest LT の無料トライアルを開始した Johnson 氏とそのチームは、時間分析を行って、それまで使用していたソフトウェアと比べてみました。「それぞれのソフトウェアプログラムで、描画から切断できる状態になるまで、作業を一から通してやってみたところ、以前のソフトウェアでは 12 分半かかったのに対し、ProNest LT ではわずか 3 分だったのです」と Johnson 氏は語ります。「こんなに早くできるなんて、本当に驚きました!」
結果
ネストあたり 9.25 分の時間節約になることが判明しました。年に 550 のネストを処理する場合、年間に節約できる時間は総計 85 時間であり、1 時間あたりのコストが 75 ドルとすれば、年間 6,375 ドルの節減となります。
「ProNest LT を使いはじめた時、上司に何かおかしんです、このソフトウェアは簡単すぎます!』と言ったんですよ」と Johnson 氏。「製図からネスティング、レポーティングまで本当に迅速にできます。」
しかし、質の高い切断ソフトウェアの利用によるより大きなメリットは、作業の切断品質を最適化し、ユーザーが切断機を最大限に活用できることではないでしょうか。
Mitchell Mill はそれを、半インチの軟鋼に 7,000 個の穴を開ける、顧客のためのカスタム部品を切断している際に大きく実感しました。 (上記画像参照).プラズマ装置で使用していたかつてのソフトウェアでは、切断部のテーパーが著しく、二次プロセスで穴をすべて広げなければなりませんでした。一方、可変フィードレートやトーチ高さコントロールのロックダウン機能などを備えた ProNest LT のより先進的な切断技術をもってすると、穴はほぼテーパーがない状態に切断され、ほとんどの部品が二次作業を回避することができました。
「ProNest LT の質は、以前に同じ切断装置で使用していたソフトウェアと比べても素晴らしいものです」と Johnson 氏は言います。