ProNest ソフトウェアが建設業大手メーカーのコストを大幅に削減

会社と事業内容

アイオワ州デモインに拠点を置く Construction Products, Inc. (CPI) は、EFCO Corporation の事業部のひとつです。同社はコンクリート型枠施工システムを製造し、ほぼすべての主要産業を網羅する世界中の顧客に販売しています。

抱えていた課題

CPI 社は製造に使用する主要材料である軟鋼シートメタルとプレート価格が世界的に大幅に上昇したことにより、コスト管理と収益性の維持に関するアプローチを見直すことになりました。そこで、CPI 社は材料使用効率と効率性の向上および、最大の投資回収率確保するための手段のひとつとして、ネスティングソフトウェアを徹底して検証しました。

解決策

CPI 社は、プレートとロータリーチューブ切断を含む全ての切断機のプログラミングにおけるネスティングソリューションとして Hypertherm の ProNest^® ソフトウェアを採用しました。ProNest のインターフェイスは直感的設計となっているため、CPI 社のスタッフはこのプログラムを素早く使えるようになり、同社はこれまでの効率の悪かったソフトウェアから新しいソフトウェアへの移行をスムーズに進めることが可能となりました。現在、CPI 社では各機械のオペレーター向けに ProNest のトレーニングを実施し、作業場のワークステーションを使って機械が切断を行っている間にプログラミングを行なっています。

結果

CPI 社の製造エンジニアのステイシー・ガッチ氏は、この新しいソフトウェアがもたらした成果に非常に驚いています。「ProNest を使い始めてこれまでに、材料使用効率において 5% の節約ができました。これは材料コストだけでも年間50,000 ドルの節約になります。ProNest の使用とその導入の最適化における Hypertherm のサポートにより、会社のプログラミング作業が合理化され、人件費も年間さらに 31,000ドル 節約できるようになりました。

全体として、CPI 社の ProNest への投資は、数倍にもなって回収されたほか、材料費の上昇が続く中、この投資による今後のさらなる節減効果が期待されています。