Behlen Industries、プラズマ技術で収益を向上し、未来を築く

Behlen Industries

会社と事業内容

Behlen Industries はカナダ最大の鉄骨建築システムメーカーです。マニトバ州ブランドンに本社を置き、国際市場で成長を遂げているBehlen 社のシステムは、正規建築販売業者のネットワークによって北米全土および欧州の一部で販売、施工されています。

抱えていた課題

Behlen 社が 10 年間使用してきたプラズマ切断機はその寿命に達しており、生産担当チームは新しい切断機には高い信頼性を求めていました。生産部門マネージャのダグ・リドック氏は、 「プラズマシステムは会社のワークフローにおいて非常に重要な役割を果たしています。それがうまく機能しなければ、現場の操業に深刻な影響が出ます。40 人の溶接工が切断部品を待っている中で、プラズマシステムがワークフローの流れを左右します」と説明します。

解決策

同社は古くなったプラズマシステムを Hypertherm の SureCut™ を備えた新しい Koike® Versagraph ユニットと入れ替えることにしました。このシステムはオートガス機能、EDGE® Pro CNC、Sensor™ THC、ProNest® ネスティングソフトウェアを搭載したHyPerformance® HPR260XD プラズマ切断システムを含むものです。

この新しい切断機はすでに素晴らしい成果を発揮し、Behlen のオペレーションに変化をもたらしました。リドック氏は、「3 か月前にプラズマシステムを設置してから、作業の処理状況や成果に大きな改善が見られるようになってきました」と語っています。

結果

まず、新しいマシンは Behlen 社に柔軟性を与え、生産のボトルネックが軽減されるようになりました。別のプレートマシンから作業を移行したり、外注業者に出していた仕事を内製化したり、会社の他の事業所で行っていた仕事を統合したりすることが可能になりました。

Behlen 社でのプログラミングには、ProNest の自動ネスティング が組込まれており、プログラマーが介入することなく高い材料使用効率を実現できます。衝突回避が各ネストに自動的に適用され、ツールパス、リードスタイル、位置決めが最適化されるようになっています。このようにして決定されたツールパスは、切断から切断へのサイクル時間において生産性が向上されます。

リドック氏はマシンへの投資によって得られた成果を次のように語っています。「作業指示を受け取ってから、わずか2日で製品を出荷できるようになりました。ホッパー容器作業の一部を社内で行えるようになっただけでも、その製品のみで 40 パーセントのコスト削減につながり、生産リードタイムも大きく短縮できました。新しいマシンの導入に伴う仕事の進め方のこのような変更がすべて、当社の収益性の向上をもたらしました。」